RTLだけでは終わらないFPGA開発

RTLだけでは終わらないFPGA開発

FPGAの開発=RTL設計とシミュレーション。
それで良いのでしょうか。FPGAでの信号処理開発は、新しいチップが出るたびに、高速化、大規模化、複雑化しています。
コスモリサーチのFPGA開発は、デジアナ混在、高速伝送、SOCなどトータルで考えることを提案いたします。

FPGAが論理回路設計の主役に

Field-Programmable Gate Array)はユーザが回路を自由に書き換えることができるLSIです。
1980年代に登場したFPGAは、論理回路設計の重要なデバイスとして進化してきましたが、2015年、CPUの巨人インテルがFPGAメーカーである米アルテラ社を買収し、通信用半導体トップのQualcom社、ITの世界では、誰でも知っているIBM社が米Xilinx社と戦略的提携関係を結んだと伝えられた事から一気に注目を浴びるようになりました。
CPUの性能が頭打ちになるなかFPGAによるハードウエア演算能力が注目され、以前なら考えられなかった車載用への採用も進んでいます。加えて、IoTや次世代移動通信などでの活用が期待されています。

基板と一体で設計する

FPGAの高速化のためには、DDRメモリ、高速IOなどの採用により、基板と一体で設計することが不可欠です。
伝送路や電源周りのシミュレーションをおこなうことにより基板レベルでの安定動作を確保しなければなりませんコスモリサーチでは、SI解析、PI解析技術を駆使して基板の安定動作を実現します。

基板設計とFPGA開発は不可分です

SI解析なしには高速基板の設計は困難

アナログ回路と一体で設計する

FPGAがいくら進化しても、IoTが注目されても、世の中の信号源はみなアナログ量で、無線通信も入出力はアナログです。
最新の応用では、RFフロントエンドや、高速なAD,DA変換回路とあわせた、システム設計、ハード設計の最適化を考慮しなければなりません。コスモリサーチでは、FPGA開発、ソフト開発からRFフロントエンドまで1社で完結します。

コスモリサーチのノウハウを詰め込んだデジアナ混在基板

SOCと一体で設計する

FPGAによるハードウエア処理は高速ですが、データ送受信や、制御はCPUの仕事です。ZYNQ(Xilinx社)を採用し、コスモリサーチのSOC開発はとてもスマートです。

Zynq SOC マルチOS対応

RTOSとLinuxのいいとこ取りができたら、そんな希望をかなえるのが、Zynq Programmable SOC とマルチOSです。
Zynqに搭載される二つのコアに、それぞれ、RTOSとLinuxを搭載、協調動作。
FPGAによるディジタル処理も含めてワンチップに収めることができます。コスモリサーチなら、ワンストップサービスでトラブルフリーです。

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