RoF(Radio on Fiber 技術)
無線だけが通信ではありません。電波であるゆえの制約が多い無線にくらべて、光ファイバーは電波法の制約を受けず広帯域な信号を安定的に送受信することができます。RoFという言葉自体はそう新しいものではありません。コスモリサーチが新たに提案するのは、強度変調を主体とした従来の方式に対してFMで二次変調を加えることにより伝送距離を延ばす技術。そして、高速AD/DA変換と信号処理技術を生かして広帯域な電波をIP伝送する技術です。
広帯域な電波をIP伝送する
RoXGE-A1060ボードは、3Gsps 14bit AD変換器と6Gsps16bitDA変換器に10GEther4ポートを搭載した高速AD/DA変換&ネットワークボードです。これを使って、AD変換した広帯域な電波をIP伝送することができ、10GEther1ポートあたり、およそ400Mhzの帯域を一気に送ることを可能にしています。(AD変換を14bitで運用した場合)
RoXGE-A1060 ボードを使ったIP伝送
RoF IP 伝送
Fire wave RoXGE-A1060 ボード
Fire wave  RoXGE-A1060 ボード
RoXGE-A1060ボードで、強度変調に超広帯域FMで2次変調を加えて性能アップする

光ファイバーは、1kmあたり0.3db程度の伝送損失があるといわれます。光ファイバーの古さや、敷設の際の曲げ方、コネクタでの損失、監視装置の配置などにより実際の損失は計算値と異なり、現場の技術者をおおいに悩ませます。実際には、2点間の伝送損失を事前に測定すればよいわけですが、ダークファイバー(敷設工事の際、予備として入れたが、使われていないファイバー)を使う場合、見た目の距離に対して大幅に損失が増えることがあります。そんな時、二次変調により伝送損失を救済できればいままではあきらめていた回線を使うことが可能になります。今までは、超広帯域なFMの実現が困難でしたが、RoXGE-A1060で手軽に超広帯域FM変調をかけることができます。

RoXGE-A1060 ボードを使った広帯域FM伝送/div>
RoF IP 伝送